りすぺくつしたい

歴史とか自分のルーツとか。ちょっと考えてみたい、少し阿呆な奴が生息しておりまする。

菜々さん、コンビニに行く。

えぇ~っと。

只今の心理状況を顔文字なんぞで表現しても宜しいならば。








(´゚д゚`) ←こういう状態





はい。
昨日の逝かれップリ全壊(全開に非ず)な記事をお読みくださった方。
まぁ、ファンの方々には駄作と名高い作品ですから、
今更イチイチ突っ込み入れにログインなさる程。
皆さんお暇ではないに決まっとるんですが。


皆さんリンク外して下さるだろうなぁ、
(お読みになる方の)被害が些少な内に撤退するのは戦術的に正解な訳ですしなぁ、


だったんですが。



が。




NICE押された方。
何考えていらっしゃるんですか?!?!(大真面目)


今からだって遅くないんですよ!
muragonさんのNICEは外せるんですよねっ?!


さっさと解除しましょうよっ





夏草の賦はどーでもいいとして(皆さんそう仰いますし)
この作品は、「本命をageる為のテコ入れ」中篇小説な訳ですし。
その役割は、きっちり果たしておる訳ですし。




脇役や斬られ役が、昭和の正統派時代劇において主役より光ることはありません。
ですよね?



この作家さんは、大変緻密な計算の上で創作活動全般に関わっておられたご様子。



夏草~を贄にしたこの方の出世作、1962~66年に連載された本命。


活字離れが既に始まっていた世代にすら。
そして現在もなお、自分の国の歴史に興味を持たせ続ける原動力となっている、この作品。



武田鉄矢氏が主人公を演じてらっしゃったのを思い出せる方、居られます?


そう。
『贈る言葉』。



坂本金八先生ですよね。



過酷な学歴社会が始まり、誰かが必ず落ちこぼれて敗者になると確定したとき。
大人達に


「勝てればいいだけだ。努力さえすれば負けないんだから」


と言われ続けて


反論できずに苦しんで苦しんで。


勝つことが友達を貶めることだと気付いてしまって。
勝ちを譲る友情は、友達になりたい相手から貶められる現実にさらされて。


行き場のなくなってしまった子供達。
彼等彼女等から、その親御さん達から絶大な支持を得た方。



「積み木崩し」世代に真剣に向き合った現場の方々からは、厳しいお言葉を今なお受けるであろう方。
受けねばならぬ事柄に取り組み続けて、そちらの方こそが...有名になってしまった方。



彼もまた、家族ぐるみで法に背いて故郷から逃げだした逃亡者、
そして日本初の貿易会社を設立したという「いごっそう」の分身でありました。



BASARAファンならば熱血「金八」ではなく、
彼の癒し~悟り世代向けなゆるゆるパロディ


『坂田銀八先生』


で覚えていらっしゃるかもしれません。



(この銀八先生は更に元ネタがありまして、「お登勢」という女傑に居候している剣の達人が本命であり、物語の本筋でございます。
お登勢さんは伏見で船宿も営んでませんし、お店は寺田屋じゃありませんけど。


しかもややこしいといいますかファンの方にはたまらぬと言いますか、
「桂浜の龍」なんてキャバクラ大好きな商人さんまで作中には出てきます。


この龍ことガンマンな宇宙商人さん。
女好きで酒好きの癖に、お目当てのキャバ嬢たった一人が実は大事。
どうにも彼女一筋ッポイ。


何だか気が強くて腕もたちそうで血筋も大変よろしい、
勿論美人さんな女性を影のように侍らせていて、
どーにも彼女を「さ●さん」とお声をかけたくなってしまうんだけれど、


そちらの方は、彼の刀として有名な「あの」名前で呼ばれてらっしゃるし。


本命キャバ嬢さん(彼女の末路を覚えれば、くっついて欲しいところです)と結ばれて、伝承通りに
日本初の新婚旅行提唱者となれるかはちと、僕には分らんのですが)










…。




解除はお済みですか?



もう知りませんよ?!
(ちょっと新八くん入ってます)




えぇ~。
では、どなたもいらっしゃらなくなったところで。


(何でだか武田さんといい如水殿といい親父さまといい…
どうしてか九州の上っ側にご縁があるのはなにゆえにだか)


僕の方は、我が家の菜々さんと近所のロー●ンまで夜間散歩なぞして参りました。


丁度良い距離なんですよ。


婆さまがたま~に正気に戻っちゃって



「家で待っとる息子の世話をせにゃあ(本当は土佐訛り)
今まで世話になったね、皆さん」



と、持てる限りのガラクタ掻き集めて
山道で鍛えた健脚でサッサカ出ていかれた時。


いち早く気付いて追いつけるとしたら、
多分この距離であったであろう、位置、距離。


現在はコンビニになってます。



まぁ、非っ常~に現金と言いますか、卑しい根性丸見えなんですが


お袋さまの番が来たら



「もしもし大荷物なお婆ちゃん。
連絡船、今日は時化てて行き来してないそうですよ。


料金上がっちゃったんだし、お金足りないんじゃないですか?
お家の方に連絡しましょうか?


そうそう、宇部から出ているんですっけあのフェリー。
おうどんおいしいんでしょう、いいなぁ…」



此処までフォローして頂くのは図々しすぎるにしても。


(いあいあ、マジで其処までおこがましくは!
今では小銭の両替からマニュアルがキッチリあったりするそうですし。
スマホ実装前のように、街の地図代わり交番代わりな時代は終わってるでしょうし)


地方のスーパーならば、まだ勤続20年なんてパートさんも期待できて、
お互いにギブアンドテイクな関係も有りうるかもしれないけれど。


万一、何か命に係わる事態であった時。
それが、僕や本人への危険ではなかった時に。


こちらに、こういう時間帯に時々、顔を出しておくのは有効かもしれない。
それが、たった一ミリ、一ミクロンの小さな可能性であっても。


出来る努力は、何でもしておくべきだろう。



ユリアン君だって初陣の際、
食欲減退でグッタリしていた時に諭されたじゃないか。



とにかく、プラスの方向へ向かう努力は怠るな、と。




こういう場所に菜々さんと来てみると、改めて気付く。


この方。マジで何もお出来にならんわ。
この方。マジでその自覚、欠片もお持ちで無いわ。


此処にこうして足元庇われながら連れて来られて、
自分じゃカウンター越しの注文一つ,コンビニ菓子一つに至る迄、
自分じゃ求めんくせに、じぶんじゃ買えんくせに、


完ッ璧、、に、


僕の世話を焼いているつもりでいらっしゃるんだ。



僕の財布から全部お足が出てること。


僕がきっちり教えてあげないと、頭ん中には別の会計士さんが住んどるわ。



まぁ、いいか。


顔見せがてら、学生さんの新人に話し相手になってもらい、
彼がぎこちなくサーヴしてくれる間を利用して
お袋さまにドリンクコーナーの遣い方を覚えてもらい。


どうせ明日にはまた忘れるんだけれど。


とにかく人が少ないので、新人さんの練習台なぞに勝手な立候補かましてきました。
彼女へ大声を出させてもらって、
ついでに


「見かけは完全に普通のお婆ちゃんで、ちゃんとお話もできる。
お礼もお詫びも言える。
ニコニコ若者を褒められる。


だけれども、お金やらをやり取りするには、
なんか『???』なところがある」


という見本を見てもらえるのは大変ありがたいので、
嫌がらせにも等しく、大きなお世話してきました。


僕やお袋さまでなくとも。


もしかしたら、この新人さんのこの先の、長い長い人生で。
どなたかを助けてくれることが、あるかもしれません。


そんな回りくどくって、面倒くさいことを考えながら
村田沙耶香さんの「コンビニ人間」をば。


コンビニの端っこで読んで来ましたでする。



で。
此処で綺麗に終われれば良いのですが。


やっぱり我が家のお袋さまは菜々さんですので。


夜勤帯に入ってらっしゃる彼女の同世代を見付けて。
とんでもない台詞をぶっ放してくれまして。



「あら、こんな夜遅くに働いてらっしゃるの?
ステキですわねぇ(ニッコリ)」



……。



お袋さま。



小林多喜二が愛読書だっていうの。




そろそろマジで止めませんか?


僕、プロレタリア版松の廊下とか、絶対に嫌ですからねっっ!!!?


(↑デレですらない叫び)

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